外国人留学生から見る日本企業の特徴!

2016年02月05日

経済産業省は外国人留学生を対象とした、日本の労働環境に関するアンケートを実施、その結果を公開しています。
【外部リンク】 若手外国人材から見た日本企業の特徴が明らかになりました

本題に入る前に一つお知らせがあります。
外国人留学生の国籍割合です。(平成26年度)
中国   94,399人 51.3%
ベトナム 26,439人 14.4%
韓国   15,777人  8.6%
ネパール 10,448人  5.7%
台湾    6,231人  3.4%


では本題に入りましょう。

今回のアンケート結果が下の図です。

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このグラフを見ると住むのは魅力があるが、働くのはちょっと・・・と思っている人が多いみたいですね。


次は就職率のグラフです。

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就職希望が全体の7割のうち、約3割しか就職出来ていない。
この「年間約1万人が流出」というのは祖国に帰っているのでしょうか?
それともフリーター?生活保護?わかりませんね。


これは就職希望の企業規模です。

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何と76%が大企業への就職を希望しています。


このグラフは日本での就職活動の問題点だそうです。

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どうでしょうか、「当たり前だよ」と言いたくなるような答えもありますね。
日本で就職するのなら面接の仕方はもちろんのこと、仕組み・情報収集するのは当然でしょう。


最後はこのグラフを見てください。

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「昇進する見込みが感じれない」とか
「希望する仕事につけない」とか
なかなかな意見が出ています。

しかし、このグラフの赤文字の
「年功序列賃金やローテーション人事が、若手外国人材の期待に合っていない 」 という言い方には少し違和感があります。
なぜなら日本の社会性が外国人材にとって障壁になっているという印象を受けます。


この結果をふまえて「内なる国際化」研究会が2月8日に対策を議論する予定です。

「内なる国際化」研究会とは、平成27年10月27日から始まった、
 経済産業省が有識者を集めて作った研究会で
 高度外国人材の受け入れを目的としています。


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